No.2545電気自動車関連主要海外ニュース
(1)スタートアップによるロシア初の電気乗用車、商業生産へ【RU】
-ロシアで初めて電気自動車(EV)の乗用車の商業生産が開始される見込みだ。サマラ州トリヤッチ市に立地するロシアの技術系スタートアップ企業のゼッタは12月に商業生産を開始すると発表したと、国営通信社「ノーボスチ通信」や「ロシア新聞」など主要メディアが5月22日に報じた。
-ポルシェは(Porsche)は5月28日、合弁事業として参画している超急速充電ネットワークが、欧州100か所に拡大した、と発表した。ポルシェが合弁事業として参画している超急速充電ネットワークが、「イオニティ」(IONITY)だ。BMWグループ、ダイムラー、フォルクスワーゲングループ(アウディとポルシェを含む)、フォードモーターが共同で設立し、電動パワートレイン搭載車向けの超急速充電ネットワークを整備していく。
-アウディ(Audi)は、ドイツで開催した年次株主総会において、2025年までに少なくとも3車種のコンパクトな電動モデルを発売すると発表した。アウディは将来の計画を踏まえ、2023年末までの投資金額として、合計およそ400億ユーロの予算を計上した。これには、有形固定資産および研究開発費への投資が含まれる。400億ユーロのうち、約140億ユーロがeモビリティ、デジタル化、高度な自動運転技術の開発に割り当てられる。
-フォルクスワーゲン傘下のチェコ自動車メーカーŠKODA(シュコダ)が価格2万ドル(約220万円)以下とする電気自動車「CITIGOe iV」を発表した。電気自動車(EV)に関心はありつつも「ガソリン車よりもかなり高いはず」と警戒している消費者の注意をひく存在となりそうだ。
(6)現代自と起亜自、EV生産に向けインドで事業化調査【KR】
-韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車は、インドで電気自動車(EV)を生産する計画だ。現在は、規制や部品の輸入関税などを踏まえて事業化調査を行っている段階。エコノミック・タイムズ(電子版)が28日に伝えた。
(7)■電動二輪ヒーロー、ディーラー15店を新設へ【IN】
(8)電動二輪ヒーロー、ディーラー15店を新設へ【KR】
(9)新興EVの蔚来汽車、第2のモデル「ES6」の量産開始【CN】
-中国の新興の電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO、本社:上海市)は28日、提携する安徽江淮汽車(JACモーター、本社:安徽省合肥市)の工場で、第2のモデルであるスポーツタイプ多目的車(SUV)「ES6」の量産を開始したと発表した。6月から納車を開始する。
(10)中国のEVメーカーXiaopeng(小鵬)、広州で配車サービスを開始【CH】
-中国の電気自動車(EV)メーカー Xiaopeng(小鵬)は16日、自動車各社が動向に注目し、業界最大手の Didi(滴滴出行)が赤字操業をしている中、中国南部で配車サービスをローンチした。Xpeng としても知られる Xiaopeng が本社のある広州でローンチしたトライアルサービスは「Pengster」と名付けられた。サービス開始前となる今週、同社は市当局から配車の事業免許を交付されていた。
-トヨタ自動車は29日、マニラ首都圏タギッグ市でハイブリッド車(HV)の振興を促す技術会合を開いた。フィリピンでは来月にHV投入の10周年を迎えるが、電動化車両への優遇制度が確立されておらず、販売台数はまだ少ない。
(12)EV投入計画続々 待たれる規制整備【ID】
-国内で電気自動車(EV)販売に向けた動きが活発化している。BMWが「i3S」、ポルシェが「タイカン」の販売を計画、日系では日産モーター・インドネシア(NMI)が「リーフ」投入を目指す。新政権の規制整備に注目が集まる。
(13)東電Hが電気自動車の導入を推進するEV100に加盟-国内エネ企業で初【JP】
-東京電力ホールディングスは28日、車両のゼロエミッション化を目指す国際イニシアティブ「EV100」に国内エネルギー企業として初めて加盟したと発表した。また、2030年までに電気自動車(EV)の新車販売台数シェア30%に向けて官民が協働する「EV30@30キャンペーン」にも加盟し、EVの普及促進に取り組む。「EV100」の取り組みでは、2030年までに業務車両約4,400台(緊急用や工事用の特殊車両などを除く)を100%電動化するとともに、自社用の充電設備の完備を目指すという。
-トヨタ自動車が中国の配車大手、滴滴出行への出資を検討していることが29日、分かった。ライドシェア(相乗り)など移動サービスを手掛ける共同出資の新会社の設立も視野に入れており、出資総額は約600億円に上る見通しだ。
(15)エネット-EVシフトを推進する新たなソリューション開発で共同実証へ【JP】
-エネット(東京・港区)は29日、北九州市、北九州パワー、NTTスマイルエナジーとともに「環境・SDGsに関する連携協定」を締結し、その取り組みの一環として、自治体や企業の電気自動車(EV)シフトを推進する新たなソリューションの開発に向けた共同実証を開始すると発表した。
-電気自動車(EV)向けの急速充電器で日本独自の規格を推進する「CHAdeMO(チャデモ)協議会」は27日、次世代急速充電器の規格として日本と中国が共同開発を進めるタイプを正式採用したことを明らかにした。出力は900キロワットで、現在普及しているものに比べて10倍以上の出力があるという。令和2(2020)年の実用化を目指す。
-東京大学発のベンチャー企業で電気自動車(EV)向け蓄電池制御技術の開発を手掛けるNExT-e Solutions(東京都文京区)と九電みらいエナジー(福岡市)、九州電力の3社は5月27日、電動フォークリフトで使用したリチウムイオン電池を大規模定置用蓄電システムにリユース(再使用)する実証事業を実施すると発表した。共同開発するのは「ChaoJi(チャオジ)」と呼ばれる規格で、日本と中国だけでなく、インドでの展開も目指す。日本の独自規格「チャデモ」などとも互換性を持たせるという。
(18)ホンダ、交換式電池「Mobile Power Pack」搭載EVバイクの展開を積極化【JP】
-ホンダは交換式電池パックの事業拡大を目指し、既報した3輪シニアカー「EAMO」を含めて出力用の数種の新型バッテリーパック「Mobile Power Pack」搭載モデルをパシフィコ横浜で開催した「人とくるまのテクノロジー展2019」で展示した。電池パックの用途を広げてグローバルで普及を促し、生産数を増やしてコストを下げていく戦略だ。
(a)【Mellow】「世界のMaaS企業」カオスマップ 2019年度版を日本初公開
-日本最大級のモビリティビジネス・プラットフォーム「TLUNCH」を展開する株式会社Mellow )は「世界MaaS企業カオスマップ」(2019年度最新版)を発表した。
(ⅰ)仙台でEVバス自動運行に向けた実証スタート【JP】
-東北の産学官で構成する団体「東北次世代移動体システム技術実証コンソーシアム」は29日、仙台市の泉パークタウンで小型の電気自動車(EV)バスの自動運行に向けた実証実験を始めた。運転手不足や人口減少を受けて地域交通の維持が課題となる中、新しい移動サービスの導入に向けて課題を整理する。
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-北米-
-欧州-
■スタートアップによるロシア初の電気乗用車、商業生産へ【RU】
Source: JETRO
[May 30, 2019]
Source: NNA ASIA
[May 29, 2019]
Source: JETRO
[May 30, 2019]
Source: Techable
[May 27, 2019]
Source: レスポンス
[May 29, 2019]
-アジア・オセアニア-
■現代自と起亜自、EV生産に向けインドで事業化調査【KR】
Source: NNA ASIA
[May 30, 2019]
■電動二輪ヒーロー、ディーラー15店を新設へ【IN】
Source: NNA ASIA
[May 30, 2019]
■電動二輪ヒーロー、ディーラー15店を新設へ【KR】
Source: NNA ASIA
[May 30, 2019]
■新興EVの蔚来汽車、第2のモデル「ES6」の量産開始【CN】
Source: 国際自動車ニュース
[May 29, 2019]
■中国のEVメーカーXiaopeng(小鵬)、広州で配車サービスを開始【CH】
Source: NNA ASIA
[May 30, 2019]
Source: NNA ASIA
[May 30, 2019]
■EV投入計画続々 待たれる規制整備【ID】
Source:じゃかるた新聞
[May 29, 2019]
-中東・アフリカ-
-その他-
-日本-
■東電Hが電気自動車の導入を推進するEV100に加盟-国内エネ企業で初【JP】
Source: RIMエネルギーニュース
[May 29, 2019]
Source: Sankei Biz
[May 29, 2019]
■エネット-EVシフトを推進する新たなソリューション開発で共同実証へ【JP】
Source: RIMエネルギーニュース
[May 29, 2019]
Source: Sankei Biz
[May 28, 2019]
Source: 日経XTECH
[May 29, 2019]
■ホンダ、交換式電池「Mobile Power Pack」搭載EVバイクの展開を積極化【JP】
Source: Economic News
[May 28, 2019]
-論評・レポート-
◆【Mellow】「世界のMaaS企業」カオスマップ 2019年度版を日本初公開
Source: JIJI.COM
[May 4, 2019]
-実証実験・試験運用-
▶仙台でEVバス自動運行に向けた実証スタート【JP】
Source: 日本経済新聞
[May 29, 2019]
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-補助金等-
▼電気自動車等の普及促進事業
申請期間:2018年7月17日〜2019年3月31日
窓口:東京都環境公社
申請期間:2019年 4月22日〜
窓口:一般社団法人次世代自動車振興センター
※全国の地方自治体の補助制度・融資制度・税制特例措置
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-学会・シンポジウム・セミナー
●国際学生EVデザインコンテスト2019
日時:2019年1月25日〔月〕-2020年3月31日〔火〕
会場:福武ホール(表彰式開催場所予定)
主催:電気自動車普及協会
●第3回ReVisionモビリティサミット
日時:2019年6月6日〔木〕-2019年6月7日〔金〕
主催:ReVision Auto&Mobility
● MaaS×新規事業とANAのチャレンジ
日時:2019年6月18日〔火〕
会場:SSK セミナールーム
主催:新社会システム総合研究所
※有料
●学生フォーミュラ日本大会2019
日時:2019年8月27日〔火〕-8月31日〔土〕
会場:エコバ
主催:自動車技術会
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※JIS X 0306 国名コード表