No.2568電気自動車関連主要海外ニュース(2019年7月10日作成)

(1)空飛ぶクルマにロボタクシー、電動キックボードまで、移動手段の「マルチモーダル化」を加速【US】
移動手段のマルチモーダル化に対応するために、eVTOL機の離着陸だけでなく、電気自動車や電動スクーターなどのほかの乗り物を停めたり、乗り降りしたりするスペースを設けた。充電インフラも用意。さらに、公共交通機関との接続を想定したものもあった。こうした多様な移動手段のハブとなるので、ウーバーは「Skyport Mobility Hub」と呼ぶ。一方で、昨年発表した大規模な離着陸場を「Mega Skyport」と呼んでいた。
 
(2)ミニ・エレクトリック mini初の量産EV発表、ホンダeに対抗 内装/航続距離/英国価格【DE】
ミニ初となる量産電気自動車「ミニ・エレクトリック」が、欧州で発表された。3ドア・ハッチバック・ボディにEVの技術をつめこみ、競合車より低価格に抑えたのが特徴だ。
 
(3)ジャガーランドローバーがEV生産に本腰、既存工場を電池工場に【UK】
ジャガーランドローバーJaguar Land Rover)は2019年7月5日、英国ウェスト・ミッドランズ州のキャッスル・ブロムウィチ工場を電動車生産工場に転換すると発表した。同社は2020年までにすべてのモデルシリーズに電動車を加えることを計画している。同工場で生産する電動車は、高級セダン「XJ」の電気自動車モデルになる。
 
(4)フォルクスワーゲンが電気自動車用MEBプラットフォームをフォードと共有【DE】
ロイターの記事によると、匿名で入った情報として、フォードとフォルクスワーゲンが先週、VW社の新しい電気自動車用プラットフォームMEBを共有することで合意に達したことが分かった。 この合意は7月11日に行われるフォルクスワーゲンの取締役会で正式なものになる予定。
 
(5)フォルクスワーゲンが貸出ステーションを設けないカーシェアサービス「WeShare」をベルリンでスタート【DE】
「WeShare」は、 貸出ステーションを設けない「フリーフロート型」と呼ばれる方式を採用し、アプリ を介してデジタル運用される。「WeShare」サービスは、2020年にはフォルクス ワーゲングループのブランド、シュコダと共にプラハで、その後はハンブルグへ 拡大していく予定という。
 
(6)フォルクスワーゲンが貸出ステーションを設けないカーシェアサービス「WeShare」をベルリンでスタート【DE】
バイオ燃料の製造や発電事業を手掛けるタイのエナジー・アブソルート(EA)傘下で「EAエニウェア」ブランドの電気自動車(EV)用充電スタンドを展開するエナジー・マハナコンは、充電スタンド増設へ国内の大手4社と業務提携したと発表した。9日付クルンテープ・トゥラキットが報じた。エナジー・マハナコンはこれまでに全国500カ所にEV用充電スタンドを設置し、このうち約200カ所が稼働。今後は同4社の施設へのEVスタンドの設置を推進し、年内に設置台数を計1,000カ所に倍増させる。投資額は1,000カ所で計8億バーツ(約28億3,000万円)と見込む。EA、EV充電スタンド増設へ4社と提携【TH】
 
(7)マヒンドラ会長、早急なEV転換政策求める【IN】
電気自動車(EV)へのシフトを急ぐためにインドには抜本的な対策が必要だが、経済面で大きな痛みが伴う――資産総額が200億ドル(約2兆1800億円)で、傘下に大手自動車メーカーを抱えるマヒンドラ・グループのアナンド・マヒンドラ会長が述べた。。
 
(8)EVベンチャーの上海蔚来汽車(NIO)、バッテリー発火でリコール【CN】
中国の新エネルギー車ベンチャーの上海蔚来汽車(NIO)は6月27日、スポーツ用多目的車(SUV)タイプのバッテリーEV(電気自動車)「ES8」のリコールを発表した。上海市で発生したES8の発火事故を受けたもの。対象は2018年4月2日から10月19日までに生産された4,803台。
 
(a)空飛ぶクルマにロボタクシー、電動キックボードまで、移動手段の「マルチモーダル化」を加速【US】
移動手段のマルチモーダル化に対応するために、eVTOL機の離着陸だけでなく、電気自動車や電動スクーターなどのほかの乗り物を停めたり、乗り降りしたりするスペースを設けた。充電インフラも用意。さらに、公共交通機関との接続を想定したものもあった。こうした多様な移動手段のハブとなるので、ウーバーは「Skyport Mobility Hub」と呼ぶ。一方で、昨年発表した大規模な離着陸場を「Mega Skyport」と呼んでいた。
 
(b)電池交換を「筋トレ」にするな【US】
台湾勢に商用化で後れを取っている日本勢。その危機感から、ホンダが旗振り役となり、ヤマハ発動機やスズキ、川崎重工業といった大手バイクメーカーが手を組んだ。4社で協議体を設立し、交換式電池パックの仕様統一を進めている。電池パック1個当たりの容量をはじめ、質量や形状などを議論し、使い勝手を高めた新しい電池パックを開発する狙いだ。
 
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-北米-
空飛ぶクルマにロボタクシー、電動キックボードまで、移動手段の「マルチモーダル化」を加速【US】
Source: The BRIDGE
[Jul 12, 2019]
 
-欧州-
ミニ・エレクトリック mini初の量産EV発表、ホンダeに対抗 内装/航続距離/英国価格【DE】
Source: Car View
[Jul 10, 2019]
 
ジャガーランドローバーがEV生産に本腰、既存工場を電池工場に【UK】
Source: 日経XTECH
[Jul 10, 2019]
 
フォルクスワーゲンが電気自動車用MEBプラットフォームをフォードと共有【DE】
Source: EV Smart
[Jul 10, 2019]
 
フォルクスワーゲンが貸出ステーションを設けないカーシェアサービス「WeShare」をベルリンでスタート【DE】
Source: @DIME
[Jul 10, 2019]
 
-アジア・オセアニア
マヒンドラ会長、早急なEV転換政策求める【IN】
[Jul 10, 2019]
 
EA、EV充電スタンド増設へ4社と提携【TH】
Source: NNA ASIA
[Jul 10, 2019]
 
EVベンチャーの上海蔚来汽車(NIO)、バッテリー発火でリコール【CN】
Source: JETRO
[Jul 10, 2019]
 
-中東・アフリカ
 
-その他-
 
-日本-
 
-論評・レポート-
空飛ぶクルマにロボタクシー、電動キックボードまで、移動手段の「マルチモーダル化」を加速【US】
Source: 日経XTECH
[Jul 10, 2019]
 
電池交換を「筋トレ」にするな【US】
Source: 日経XTECH
[Jul 10, 2019]
 
-実証実験・試験運用
 
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補助金等-
平成31年度クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金
申請期間:2019年 4月22日〜
窓口:一般社団法人次世代自動車振興センター
 
▼充電設備等導入促進事業(補助金)【東京都】
申請期間:2019年 6月4日〜
クール・ネット東京
 
※全国の地方自治体の補助制度・融資制度・税制特例措置
 
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-学会・シンポジウム・セミナー
国際学生EVデザインコンテスト2019
日時:2019年1月25日〔月〕-2020年3月31日〔火〕    
会場:福武ホール(表彰式開催場所予定)
主催:電気自動車普及協会
 
人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋
日時:2019年7月17日〔水〕-2020年7月19日〔金〕    
 
●MaaSの先へ 多様化するサービスとトヨタの実例
日時:2019年7月22日〔月〕
会場:SSKセミナールーム
 
日本版MaaSのプラットフォーム実装の方法とは?
日時:2019年7月24日〔水〕
会場:品川シーズンテラスカンファレンス
主催:LIGARE
 
●新規事業とANAのチャレンジ
日時:2019年8月1日〔木〕
会場:SSK セミナールーム
主催:新社会システム総合研究所
 
EV用ワイヤレス給電の最新動向と市場展望
日時:2019年8月1日〔木〕
会場:SSKセミナールーム
主催:新社会システム総合研究所
 
●自動運転・MaaS事業の実現可能性
日時:2019年8月21日〔水〕
会場:SSK セミナールーム
主催:新社会システム総合研究所
※有料
 
学生フォーミュラ日本大会2019
日時:2019年8月27日〔火〕-8月31日〔土〕
会場:エコバ
 
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※JIS X 0306 国名コード表