No.2554電気自動車関連主要海外ニュース

(1)ボルボのスポーティな自動運転電動トラック「Vera」がスウェーデンで運行へ【SE】
Volvoボルボ)の子会社が開発する自動運転電気トラックのVera(ヴェラ)は、人々が予測するような姿ではない。その見た目は地面を這うスポーツカーのようで、座席がないことが強調されている。しかしこの見た目の本当の理由は、車両が完全に自動運転されるからであり、スウェーデンのGothenburg港にて近日運行を開始するためにあつらえられているのだ。
 
(2)VolvoUberが共同開発の自動運転車「XC90 SUV」を発表【SE】
両社はこれまでプロトタイプをいくつか開発してきたが、今回発表したのは生産モデルで、VolvoのXC90 SUVUberの自動運転システムを搭載している。大まかに言うと、ハードはVolvo、ソフトはUberが担当という組み合わせだ。しかしVolvoは単に車を製造しただけでなく、安全のためのバックアップシステムも開発して搭載している。
 
(3)プジョー 208 新型のEV仕様、『e-208』…受注をフランスで開始【FR】
プジョーe-208は、「e-CMP」と呼ばれる電動モジュラー車台をベースに開発された。EVパワートレインは、モーターが最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生する。バッテリーは、蓄電容量が50kWhと大容量だ。この効果で、1回の充電で最大450km(NEDC計測)の航続を備える。
 
 (4)家電・技術見本市「CESアジア」、人とクルマのコネクティビティー技術が集結―中国メディア【CN】
今年の家電・技術見本市「CESアジア」では、自動車技術ブースの面積が前回の2倍に拡大し、ドライブの安全性や人とクルマのコネクティビティー体験を向上させる各種の先端技術が紹介される。
 
(5)「ホンダe」パワートレインの仕様公開 100ps以上、200km走行可能【JP】
eには液冷式の35.5kWhバッテリーが使用され、200kmの走行が可能だという。急速充電により30分間で80%の充電が可能とされているが、満充電にかかる時間は不明だ。航続距離はライバルとなるキアe-ニロの454kmや、BMW i3の310kmには及ばないが、シティカーらしく小さいバッテリーを搭載するため仕方ないとのことだ。
 
(6)自動車・AGV・ドローンも、全固体電池を試作評価【JP】
三桜工業は2019年内に、次世代電池として期待されている全固体電池の最初の試作を終え、試作評価と市場調査を始める。昨秋、全固体電池開発でリードする米国のベンチャー、ソリッド・パワー(コロラド州)に出資したが今後は、自社内でも研究開発を本格化、早期事業化を目指す。
 
(a)経産省からみたCASEとMaaS…経済産業省製造産業局自動車課課長補佐眞柳秀人氏
-「いわゆる“CASE”(Connected、Automated、Shared&Service、Electricified)の潮流が、自動車産業構造を大きく変革すると言われています。日本の自動車産業が引き続き世界をリードし、日本経済の屋台骨を支えられるよう、CASEの潮流をチャンスと捉えて、積極的に対応していくことが重要です。CASEに対する日本の動きは必ずしも世界からみて劣っているわけではありません。むしろ着実に結果を出し先行していることもたくさんあります」
 
(b)トヨタがパートナーに選んだスバル 生き残り賭け「量産EV」に挑む
トヨタは「フロントモーターとリヤモーターの組み合わせで複数のバリエーションを可能にするEVユニットを共同開発する」と説明している。両社で開発するEV専用プラットフォームは「CセグメントからDセグメントクラスのセダン、SUV等の複数車種への幅広い応用や効率的な派生車開発にも対応できるよう開発していく」というから、楽しみだ。
 
(c)世界の電気自動車市場 最新の業界データ、将来の動向、および予測2023
世界的に、電気自動車の新規登録数は2014年から2015年までに70%増加した。2015年には、バッテリー電気自動車とプラグインハイブリッド電気自動車の両方を含む55万台を超える自動車が世界で販売された。中国は2015年に電気自動車の最大の市場として米国を上回り、20万人を超える新規登録があった。これらの市場はいずれも2015年の世界の新規電気自動車登録台数の半分以上を占めている。
 
(ⅰ)エンタメに観光MaaS…愛知県、自動運転の多様な活用法を実験で模索【JP】
全国に先駆けての自動運転実現を目指す愛知県は、2016年度から各地で自動運転の実証実験を行っている。2018年度には次世代通信規格「5G」を活用した実証実験や、複数の自動運転車両を遠隔制御する実証実験などを行った。2019年度は県内の長久手市南知多町常滑市の3か所で実証実験を行う。
 
(ⅱ)公共交通の自動運転検討 湖西市【JP】
湖西市は、ソフトバンクトヨタ自動車が共同出資した株式会社「モネ・テクノロジーズ(モネ)」と提携し、公共交通の自動運転などの実証実験を実施することを検討していると明らかにした。十四日、市議会一般質問で神谷里枝氏(無所属)に答えた。
 
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-北米-
 
-欧州-
ボルボのスポーティな自動運転電動トラック「Vera」がスウェーデンで運行へ【SE】
Source: TC
[Jun 15, 2019]
 
VolvoUberが共同開発の自動運転車「XC90 SUV」を発表【SE】
Source: Techable
[Jun 14, 2019]
 
プジョー 208 新型のEV仕様、『e-208』…受注をフランスで開始【FR】
Source: レスポンス
[Jun 14, 2019]
 
-アジア・オセアニア
家電・技術見本市「CESアジア」、人とクルマのコネクティビティー技術が集結―中国メディア【CN】
Source: Record China
[Jun 14, 2019]
 
-中東・アフリカ
 
-その他-
 
-日本-
「ホンダe」パワートレインの仕様公開 100ps以上、200km走行可能【JP】
Source: ニュースイッチ
[Jun 14, 2019]
 
自動車・AGV・ドローンも、全固体電池を試作評価【JP】
Source: ニュースイッチ
[Jun 30, 2019]
 
-論評・レポート-
経産省からみたCASEとMaaS…経済産業省製造産業局自動車課課長補佐眞柳秀人氏
Source: レスポンス
[Jun 14, 2019]
 
トヨタがパートナーに選んだスバル 生き残り賭け「量産EV」に挑む
[Jun 17, 2019]
 
世界の電気自動車市場 最新の業界データ、将来の動向、および予測2023
[Jun 17, 2019]
 
-実証実験・試験運用
エンタメに観光MaaS…愛知県、自動運転の多様な活用法を実験で模索【JP】
Source: 自動運転L. A. B.
[Jun 13, 2019]
 
公共交通の自動運転検討 湖西市【JP】
Source: 中日新聞
[Jun 15, 2019]
 
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補助金等-
平成31年度クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金
申請期間:2019年 4月22日〜
窓口:一般社団法人次世代自動車振興センター
 
▼充電設備等導入促進事業(補助金)【東京都】
申請期間:2019年 6月4日〜
クール・ネット東京
 
※全国の地方自治体の補助制度・融資制度・税制特例措置
 
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-学会・シンポジウム・セミナー
国際学生EVデザインコンテスト2019
日時:2019年1月25日〔月〕-2020年3月31日〔火〕    
会場:福武ホール(表彰式開催場所予定)
主催:電気自動車普及協会
 
● MaaS×新規事業とANAのチャレンジ
日時:2019年6月18日〔火〕
会場:SSK セミナールーム
主催:新社会システム総合研究所
※有料
 
東京オリ・パラとCASE・MaaS
日時:2019年6月19日〔水〕-2020年6月20日〔木〕    
会場:ビジョンセンター新宿
主催:イード
※有料
 
●新規事業とANAのチャレンジ
日時:2019年8月1日〔木〕
会場:SSK セミナールーム
主催:新社会システム総合研究所
 
学生フォーミュラ日本大会2019
日時:2019年8月27日〔火〕-8月31日〔土〕
会場:エコバ
 
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※JIS X 0306 国名コード表