No.2543電気自動車関連主要海外ニュース

(1)BMW 3シリーズ 新型にPHV、EVモードは66kmに…7月欧州発売へ【DE】
BMWは、新型『3シリーズセダン』(BMW 3 Series Sedan)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「330eセダン」を7月、欧州市場で発売すると発表した。
 
(2)ノルウェーで2019年4月期の全車種売上で純電気自動車がトップ7独占【SE】
ノルウェーの4月に売れた車両ランキングで、ガソリン車、ディーゼル車を含む全種類の車種別ランキングのトップ10をPHEVを含む電気自動車が独占した。このうち上位7車種は純電気自動車がずらりと並び、10位にもヒュンダイの Ioniq Electric が入った。
 
(3)京セラとBYDジャパン、太陽光発電とEVバスによる再エネ「需給一体型モデル」で協業開始【JP】
京セラとBYDジャパンは、太陽光発電システムで発電した再生可能エネルギーをEVバスなどで活用する「需給一体型」の新たなビジネスモデルの構築に向けた協業を6月より開始すると発表した。需給一体型とは、発電と消費をセットにして需給バランスを担保しながら、発電された再エネ電気を100%有効活用するモデル。今回の協業では、京セラが、再エネの提供に加え、VPP(バーチャルパワープラント/仮想発電所)実証事業で培ったアグリゲーション技術を活かし、電力需給バランスを最適に制御するEVバス向け充電管理システムの開発などを担当。BYDジャパンは、小型EVバス「J6」など、日本市場に最適なEVバスの提供とEVバス開発で培った知見を活かし、電力消費サイドからの課題抽出と解決に向けたコンサルティングを行う。
 
(4)配送にEV、ヤマトの機略 独スタートアップと共同で【JP】
なぜ今回の小型車開発の協業先はトヨタではなかったのか。関係者によると、ヤマトは独自の配送用EV開発を複数の国内自動車メーカーに打診していた。だが、どの企業もヤマトの求めには応じなかった。二酸化炭素(CO2)を排出しないEVは物流企業の間でニーズが高まっている。日本郵便三菱自動車の軽トラックタイプのEVを19年秋から導入する。ただ、商用で独自仕様のEVの開発にはメーカーは及び腰だ。「長い距離を走れず、市販もしにくい」(関係者)というのがメーカー側の共通した見方のためだ。同じルートを回る宅配では100キロメートル程度の航続距離があれば十分だ。ニーズがあるにもかかわらず、大手メーカーの腰が重い中、長尾社長が思い浮かべたのがDHLだった。
 
(5)自動運転車は「光」で語る 路面にも投影【JP】
市光工業のアプローチは、欧州で協議が進められている「AD(Auto Drive)マーカー」を拡張したものだ。ADマーカーは、そのクルマが自動運転中であることを外部に知らせるため、ブルーグリーンに発光するシグナルランプ。色以外の仕様は固まっていないが、どこから見ても分かるライン状にする案もあるという。
 
(6)ホンダの新型EV『ホンダe』、予約を欧州で開始…2020年春から納車開始へ【JP】
ホンダの欧州部門は5月21日、ホンダeの予約を開始した。まずは、英国、ドイツ、フランス、ノルウェーの4か国において、専用サイトを通じて予約を開始しており、順次、欧州の他の国にも拡大する。ホンダは、欧州全域で2万5000人以上が購入に関心を寄せている、としている。
 
(7)ホンダ、3輪EVのパーソナルモビリティ「ESMO Concept」世界初公開【JP】
ESMO Conceptは最高速6km/hで高齢者向けの「シニアカー」に分類されるパーソナルモビリティだが、一方でシニアカーにありがちなネガティブなイメージを払拭するため、リア1輪の3輪スタイルや、ホンダがかつてラインアップしていたスクーター「ズーマー」をモチーフとした外観デザインなどで軽快さを表現。また、センターコンソール内にはUSB端子4個、AC 100V端子1個を内蔵し、停電時などの非常用電源としても活用できる実用性の高さも兼ね備えている。
 
(8)米ホンダ、フィット EV の使用済みバッテリーを再利用へ…電力網に組み込む【JP】
米国ではフィットEVはリース販売のみとなり、2012年夏、まずは西海岸のカリフォルニア州オレゴン州でリース販売を開始し、その後、米国の主要な州にリース販売エリアを拡大した。3年間のリース契約で、月々の支払額は199ドルだった。アメリカンホンダは今回、このフィットEVの使用済みバッテリーを再利用するプロジェクトを発表した。米国オハイオ州の電力会社、アメリカン・エレクトリック・パワー(AEP)と協力。フィットEVの使用済みバッテリーを、蓄電装置としてAEPの電力網に組み込む。アメリカンホンダは、このプロジェクトは将来のEVの普及に不可欠。使用済みバッテリーにセカンドライフを与えるもの、としている。
 
(9)次世代自動車 購入に補助金 埼玉県富士見市【JP】
埼玉県富士見市は2019年度、次世代自動車を購入する市民向けの新しい補助金制度を創設した。電気自動車(EV)に15万円、プラグインハイブリッド車(PHV)に5万円をそれぞれ市が独自に支給する。環境への負荷が少ない車の普及を促し、温暖化ガスの削減につなげる。
 
(a)日本の自動車メーカーはEVに力を入れていないように見える、一体なぜ?=中国
-「日本はこれまでガソリン車やハイブリッド車の開発において高い技術力を示してきたことを認め、日本のガソリンエンジンに関する技術力は非常に高く、ガソリンエンジンの能力向上に対して執着してきたが、それが「EV開発に本格的に舵を切ることを阻害しているのではないか」と推測した」
 
 (b)中国シフトで加速度的に進む電気自動車化とクルマの未来
-「日本にはいまや新車販売の4割以上を占める軽自動車がある。車両価格は安く、優遇税制があり、燃費がよく、室内も広く、使い勝手のいい軽自動車のユーザーに、BEVを使ってもらえるようにするには、ハードウエアの進化だけでなく、コストや税制、それこそ軽自動車という枠そのものを見直す必要性も出てくるだろう」
 
(c)エレベーター(EV)のようなEVを目指してされたヤマハYG-M-FC…人とくるまのテクノロジー2019
基本的な考え方は電動モデルのレンジエクステンダーとしてFCユニットを追加したものと考えればいい。なので、バッテリーについてもそのままの状態。一般的なFCVは充電機構は持たないがこのYG-M-FCは充電機構はそのまま、つまりPFCV(プラグインフューエルセルヴィークル)といった成り立ちだ。
 
-------------------------------------------------------------------
-北米-
 
-欧州-
BMW 3シリーズ 新型にPHV、EVモードは66kmに…7月欧州発売へ【DE】
Source: レスポンス
[May 23, 2019]
 
ノルウェーで2019年4月期の全車種売上で純電気自動車がトップ7独占【SE】
Source: レスポンス
[May 23, 2019]
 
-アジア・オセアニア
 
-中東・アフリカ
 
-その他-
 
-日本-
京セラとBYDジャパン、太陽光発電とEVバスによる再エネ「需給一体型モデル」で協業開始【JP】
Source: レスポンス
[May 22, 2019]
 
配送にEV、ヤマトの機略 独スタートアップと共同で【JP】
[May 20, 2019]
 
自動運転車は「光」で語る 路面にも投影【JP】
Source: IT MEDIA
[May 23, 2019]
 
ホンダの新型EV『ホンダe』、予約を欧州で開始…2020年春から納車開始へ【JP】
Source: レスポンス
[May 21, 2019]
 
ホンダ、3輪EVのパーソナルモビリティ「ESMO Concept」世界初公開【JP】
Source: Car Watch
[May 22, 2019]
 
米ホンダ、フィット EV の使用済みバッテリーを再利用へ…電力網に組み込む【JP】
Source: Car Watch
[May 17, 2019]
 
次世代自動車 購入に補助金 埼玉県富士見市【JP】
Source: Car Watch
[May 23, 2019]
 
-論評・レポート-
日本の自動車メーカーはEVに力を入れていないように見える、一体なぜ?=中国
Source: レスポンス
[May 23, 2019]
 
中国シフトで加速度的に進む電気自動車化とクルマの未来
[May 22, 2019]
 
エレベーター(EV)のようなEVを目指してされたヤマハYG-M-FC…人とくるまのテクノロジー2019
Source: レスポンス
[May 22, 2019]
 
-実証実験・試験運用
 
-------------------------------------------------------------------
補助金等-
▼電気自動車等の普及促進事業
申請期間:2018年7月17日〜2019年3月31日
窓口:東京都環境公社
 
平成31年度クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金
申請期間:2019年 4月22日〜
窓口:一般社団法人次世代自動車振興センター
 
※全国の地方自治体の補助制度・融資制度・税制特例措置
 
-------------------------------------------------------------------
-学会・シンポジウム・セミナー
国際学生EVデザインコンテスト2019
日時:2019年1月25日〔月〕-2020年3月31日〔火〕    
会場:福武ホール(表彰式開催場所予定)
主催:電気自動車普及協会
 
全固体電池開発の現状と将来展望
●EVS32
日時:2019年5月19日〔日〕-5月22日〔水〕
会場:EUREXPO LYON
主催:AVERE
 
人とクルマのテクノロジー展2019
日時:2019年5月22日〔水〕-5月24日〔金〕
会場:パシフィコ横浜・展示ホール
 
●全固体電池開発の現状と将来展望
日時:2019年5月29日〔水〕    
会場:アーバンネット神田カンファレンス
主催:新社会システム総合研究所
※有料
 
●第3回ReVisionモビリティサミット
日時:2019年6月6日〔木〕-2019年6月7日〔金〕    
会場:ベルサール御成門タワー
主催:ReVision Auto&Mobility
 
● MaaS×新規事業とANAのチャレンジ
日時:2019年6月18日〔火〕
会場:SSK セミナールーム
主催:新社会システム総合研究所
※有料
 
学生フォーミュラ日本大会2019
日時:2019年8月27日〔火〕-8月31日〔土〕
会場:エコバ
 
-------------------------------------------------------------------
※JIS X 0306 国名コード表